ASO(アプリストア最適化)とは?
ゼロから始めるASO対策の基礎知識

こんにちは!スターガレージの○○と申します。この度、アプリ事業者様やアプリ開発者様へ、ASOやアプリマーケティングに役立つ情報をお届けしたいと考え、新しくブログを開設いたしました。今回はその記念すべき1本目の記事となります。

ところで、皆さんはASO対策について、どの程度理解されていますか?「ASO対策」と検索して、Webサイトやブログ等でASO対策の解説やテクニック等の紹介記事を読んではみたものの、いまいち理解が出来なかったり、実際に対策を始めようとしても何から手を付ければいいのか迷ってしまったりしたことはありませんか?

そのようなASO初心者の方々に向けて、今回はまずASO対策の基礎から解説していきます。

目次
1. ASO対策とは?
2. ASO対策の目的とは。SEO対策との違いは?
3. なぜASO対策は必ず実施するべきなのか?
4. ASO対策のメリット
5. ASO対策は効果があるのか?
6. ASOで対策すべきポイントとKPI
7. まとめ

1.ASO対策とは?

ASO対策とは、App StoreやGoogle Play Storeといったアプリストアで自社アプリの露出を増やすとともに、アプリへの興味関心を高めてアプリのインストールを促すために行う対策のことです。

ASOは「App Store Optimization」の頭文字をとった略語で、日本語では「アプリストア最適化」のことを言います。

2. ASO対策の目的とは。SEO対策との違いは?

みなさんは、ASO対策とよく似たSEO対策(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)という言葉についてはご存じの方も多いと思います。

SEO対策とは、GoogleやYahoo!などでWebサイトを検索したときに、検索結果の上位に自社サイトを表示させ、自社サイトへの訪問を有利に促すために行う対策のことです。検索サイトで上位表示させるためには、自社サイトで検索エンジンの対策行う必要があるというわけです。

一方、ASO対策についてはどうでしょうか?
実はSEO対策と同様に、ASO対策にも検索エンジン対策が含まれます。ASOでは、アプリストア内で検索された時に自社アプリが検索結果の上位に表示されるように対策します。この場合、ASO対策の対象となるのは「アプリストア内の検索エンジン」となります。

このように、ASOはSEOとよく似ている部分があるため、時にASOは“アプリ版SEO”とも言われたりします。しかし、ここに大きな誤解があります。

実はASO対策は、アプリストア内の検索エンジン対策だけにとどまりません。その違いは前述の通り、それぞれの目的の違いにあります。

SEOはオーガニック検索ユーザーが、ウェブサイトへアクセスする数を増やすことを目的としています。それに対し、ASOはアプリのインストール数の最大化を図るために、検索結果でターゲットキーワードのランクを上げることで認知度を高めることを唯一の目標とはせず、それに加えてインストールのコンバージョン率を上げることにも注力するということです。

どれだけ大勢の人大勢がアプリストアページを訪れても、最終的にアプリをインストールしないなら意味がありません。質が高いオーガニックユーザーのコンバージョン率を高め、アプリをインストールしてもらえるように、検索キーワード対策以外のクリエイティブについても最適化することが重要なのです。

このようにASOとは、SEO(検索エンジン最適化)と、
CRO(コンバーション率改善)を包括したものであると言えます。

3. ASO対策の必要性について
ところで、ASO対策は必ず実施すべきものなのでしょうか?
結論から言えば、答えはイエスです。ASO対策が大変重要で欠かせない理由は次の通りです。

それ では、実際に「アプリストアでアプリを検索するユーザー」や「検索後に直接ダウンロードするユーザー」は一体どのくらいいるのでしょうか?

Appleの公式情報によると、App Storeでアプリ検索を利用するユーザーは70%におよびます。また、検索後にアプリを直接ダウンロードするユーザーの割合は65%にものぼっています。

つまり、ASO対策を行うことで、アプリストアを利用する大多数のユーザーに自社のアプリを知ってもらえる可能性が生まれるのです。逆に言えば、ASO対策を行わなければ、自社のアプリの存在を7割のユーザーに知ってもらえないと言い換えることもできます。これは大変な機会ロスです。

また、検索の後にアプリを直接ダウンロードする割合が多いのは、そもそも検索ユーザーのアプリを検索する意図として、アプリを探してダウンロードするという行動意欲が高いためです。

つまり、ASO対策によって検索結果で上位表示され、興味や関心の高いユーザーを引きつけることが、自社アプリを最高のタイミングで最も効果的にアピールできる方法なのです。

4.ASO対策のメリット
ASOの最大のメリットは、良質なユーザーを無料で獲得できる点にあります。ASOはアプリストア外部の広告からの集客手法とは異なり、アプリストア内部でアプリ開発者自身が施策を行うため完全無料です。(ただし、Apple Search AdsやGoogle Play検索結果に表示するGoogle広告は除きます)

また、ASO専門コンサルティング会社である弊社にASO対策をご依頼いただいた場合においても、有料広告と比べ圧倒的な低コスト(低ROAS)で新規ユーザーを獲得することが可能です。

5.ASO対策はどれくらい効果があるのか?
それでは、実際にはASOはでどの程度効果があるのでしょうか?実際の事例を紹介します。

以下は「○○アプリ」のASO対策を弊社にご依頼いただいたときの事例です。

=過去の実例を紹介(とりあえずはアプリ名無しで)=

上記は、ほんの一例ではありますが、決して特別によい結果が出たものを紹介しているわけではありません。ASOは、正しい知識と正しい調査・分析に基づいて対策を行えば、ほとんどの場合でインストール数を増加させることすること ができるのです。

6.ASOで対策すべきポイントとKPI
それでは、ASO対策を実施するには、具体的には何を改善すればよいのでしょうか?ASO対策のポイントは次のように大別して3つあります。

上記のASO対策のポイントごとに、下記のような具体的な施策をすすめていくことになります。

まず、 (1)の「検索結果でのキーワードの可視性を高める」ためには、アプリ開発者自身で編集することが可能な「アプリのタイトル 」「サブタイトル」「説明文」「キーワードフィールド」等のテキストデータ(メタデータ) 」の 調整を行います 。

次に、(2)の「プロダクトページ表示数の最大化」と(3)の「インストール率の最大化」ための主な要素である、アイコン、スクリーンショット、動画などのクリエイティブの作成と調整を行います。

また、インストールへのコンバージョン率の最大化には、平均評価スコアやレビュー数、書き込み内容も大変重要な要素となります。

あまりお勧めはしませんが、評価スコアが低い場合には、アプリの新しいバージョンをリリースするときにはアプリ開発者が評価をリセットすることもできます。

また、投稿されたレビューにアプリ開発者から直接返答することも可能です。ユーザー投稿への返答は、ユーザーと直接対話できる絶好の機会です。返答することでアプリユーザーのユーザー体験が向上し、すでに書き込んだレビュー内容や評価スコアをユーザー自身が修正し、評価を高めてくれることもありますので、ASOの観点からも積極的に利用すべきでしょう。

さて 、今回はここまでといたします。

7.まとめ
●ASOとは、アプリのインストール数を最大化するために行う対策のこと。
●ASOには、「検索結果上位表示(SEO)」と「コンバージョン率最適化(CRO)」の要素が含まれる。
●ASOは、必ず実施すべき。
●ASOを行わないことは、重大な機会損失。大多数のユーザーにアプリを知ってもらうことができず、インストール数も増えない。
●ASOは、正しい知識と正しい調査・分析に基づいて対策を行えば、ほとんどの場合でインストール数を増加させることすることが可能
●ASO対策のポイントは「検索結果でのキーワードの
可視性の最大化」「プロダクトページ表示数の最大化」「アプリのインストール率の最大化」の3つ。

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今回はASOとは一体何なのか?SEOとは何が違うのか?といった基礎的な理解に役立つ部分だけに絞ってお伝えしました。ASO対策の実践にあたって必要なポイントごとの具体的な施策については、また別の記事で詳しく紹介したいと思いますので、楽しみにお待ちいただければと思います。